この記事では、衣類乾燥除湿機シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60のスペックなどの違いを比較しています。
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60はどっちも2022年発売の、コンパクトサイズの衣類乾燥除湿機です。
いくつかの違いがあるので、どっちにしようか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです♪
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60のスペックを比較
まずは、シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60のスペックを比較しました。
スペックの違いで気になる項目があれば、チェックして下さい!
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
メーカー | SHARP | Panasonic |
電源 | AC100V | AC100V |
定格周波数 | 50Hz/60Hz | 50Hz/60Hz |
50Hz:480W/60Hz:540W 〈衣類乾燥・速乾〉 50Hz:510W/60Hz:570W 〈衣類消臭〉 50Hz:25W/60Hz:25W | 〈除湿〉50Hz:280W/60Hz:280W 〈衣類乾燥・速乾〉 50Hz:465W/60Hz:465W 〈衣類消臭〉 50Hz:80W/60Hz:80W | 〈除湿〉|
除湿方式 | デシカント式 | デシカント式 |
タンク容量 | 約1.5L | 約2L |
連続排水 | ー | ー |
除湿可能面積の目安 | 木造:7畳 鉄筋:14畳 | 木造:7畳 鉄筋:14畳 |
除湿量 | 50Hz :5.4L/日 60Hz:5.6L/日 | 50Hz:5.4L/日 60Hz:5.6L/日 |
運転音 | 50Hz:38dB/60Hz:38dB 〈衣類乾燥〉 速乾 50Hz:51dB/60Hz:51dB 音控えめ 50Hz:38dB/60Hz:38dB 〈衣類消臭〉 50Hz:51dB/60Hz:51dB | 〈除湿〉50Hz:39dB/60Hz:38dB 〈衣類乾燥〉 速乾 50Hz:48dB/60Hz:48dB 音控えめ 50Hz:39dB/60Hz:38dB 〈衣類消臭〉 50Hz:48dB/60Hz:48dB | 〈除湿〉
消臭・除菌機能 | プラズマクラスター7000 | ナノイーX 4.8兆 |
送風 | 360°全周吹き出し | 上方向 下方向 | 全方向
タイマー | 切タイマー(2・4・6時間) | 切タイマー(4・8時間) |
チャイルドロック | ○ | ー |
湿度センサー | ○ | ○ |
温度センサー | ○ | ○ |
オートOFF機能 | 12時間 | 24時間 |
幅x高さx奥行き | 300×323×300 mm | 436×335×177mm |
重さ | 約6.7kg | 約6.0kg |
キャスター | ー | ー |
衣類乾燥時間 | 約99分(2kg) | 約108分(2kg) |
販売年 | 2022年4月28日 | 2022年 5月11日 |
価格 | 3万7000円前後 | 4万4000円前後 |
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の9つの違い
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60のスペックを比較してみたところ、いくつかの違いがありました。
違いを9項目に分けて、順番に説明していきますね!
1:電気代の違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
除湿 (自動) | 50Hz:約 13.0円 60Hz:約 14.6円 | 50Hz:約 7.6 円 60Hz:約 7.6円 |
衣類乾燥 (速乾) | 50Hz:約 13.8円 60Hz:約 15.4円 | 50Hz:約 12.6円 60Hz:約 12.6円 |
衣類消臭 | 50Hz:約 0.68円 60Hz:約 0.68円 | 50Hz:約 2.2円 60Hz:約 2.2円 |
電気代を比較すると、除湿に関してはシャープCV-P60の方が高いですが、衣類消臭はパナソニックF-YZVXJ60の方が高いです。
使う機会の多い衣服乾燥はシャープCV-P60の方が高いですが、その分乾燥時間が9分早く乾燥できます♪
1日4時間31日間使用した場合の電気代の比較もしてみました。
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
除湿 (自動) | 50Hz:約 1,612円 60Hz:約 1,810円 | 50Hz:約 942円 60Hz:約 942円 |
衣類乾燥 (速乾) | 50Hz:約 1,711円 60Hz:約 1,910円 | 50Hz:約 1,562円 60Hz:約 1,562円 |
衣類消臭 | 50Hz:約 84円 60Hz:約 84円 | 50Hz:約 273円 60Hz:約 273円 |
月単位でみてみると電気代の差がわかります。
毎日使ってもこのくらいの電気代なら、安心して使えますね!
2:タンク容量の違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
タンク容量 | 約1.5L | 約2.0L |
タンク容量はパナソニックF-YZVXJ60の方が500ml大きいです。
タンクが大きい方が、何度もたまった水を捨てなくていいので助かりますね!
タンクの形は本体に合わせて、シャープCV-P60は正方形、パナソニックF-YZVXJ60は長方形になっています。
どっちも排水キャップから水捨てができるので、タンクの蓋を開け閉めする手間がいらなくて便利です。
3:運転音の違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
運転音 | 〈除湿〉 50Hz:38dB/60Hz:38dB 〈衣類乾燥〉 速乾 50Hz:51dB/60Hz:51dB 音控えめ 50Hz:38dB/60Hz:38dB 〈衣類消臭〉 50Hz:51dB/60Hz:51dB | 〈除湿〉 50Hz:39dB/60Hz:38dB 〈衣類乾燥〉 速乾 50Hz:48dB/60Hz:48dB 音控えめ 50Hz:39dB/60Hz:38dB 〈衣類消臭〉 50Hz:48dB/60Hz:48dB |
運転音はパナソニックF-YZVXJ60のほうが静かですが、どっちもそう変わらないです。
50dB | 家庭用エアコンの室外機の音 |
40dB | 図書館内の音 |
30dB | 鉛筆での執筆音 |
音の目安をみてもわかるように、大きくても家庭用エアコンの室外機の音くらいなので気にせずに使えますね。
扉を閉めれば運転音はわからないレベルです♪
4:消臭・除菌機能の違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
消臭・除菌機能 | プラズマクラスター7000 | ナノイーX 4.8兆 |
設定 | 衣類 | 寝具 衣類 部屋 |
シャープCV-P60はプラズマクラスター7000、パナソニックF-YZVXJ60はナノイーX 4.8兆が搭載されています。
どちらも消臭・除菌の効果が期待できます♪
シャープCV-P60は衣類モード、パナソニックF-YZVXJ60は寝具・衣類・部屋のモードがあり、目的によって切り替えて使うことができます!
5:送風の違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
送風方向 | 360°全周吹き出し | 全方向 上方向 下方向 |
送風は、パナソニックF-YZVXJ60は全方向・上方向・下方向のスイングと固定を設定できます。
シャープCV-P60は洗濯物の下に置くことで機能を発揮でき、パナソニックF-YZVXJ60は風向の調節ができるので洗濯物の下だけでなく、横に置いても衣類乾燥をすることが可能です!
6:切タイマーの違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
切タイマー | 2・4・6時間 | 4・8時間 |
オートOFF | 12時間 | 24時間 |
切タイマーはシャープCV-P60の方は2時間毎、パナソニックF-YZVXJ60は4時間毎の設定ができます。
どっちにもオートOFF機能があって、シャープCV-P60は12時間後、パナソニックF-YZVXJ60は24時間後に切れます。
パナソニックF-YZVXJ60は24時間後なんですが、衣類乾燥の時はECONAVE(エコナビ)が働いて、乾いたら自動で運転を停止するので、放っておいても洗濯物が乾いた後もつけっぱなしになることなく、無駄な電力消費を防ぎます。
7:サイズの違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
幅x高さx奥行き | 300×323×300 mm | 436×335×177mm |
重さ | 約6.7kg | 約6.0kg |
キャスター | ー | ー |
シャープCV-P60は正方形、パナソニックF-YZVXJ60は長方形になっています。
シャープCV-P60の方が可愛いですね♪
8:衣服乾燥モードの違い
CV-P60 | F-YZVXJ60 | |
---|---|---|
衣服乾燥モード | 自動 音ひかえめ 速乾 | 標準 音ひかえめ 速乾 冬 |
パナソニックF-YZVXJ60に搭載されている冬モードは、乾燥する冬の部屋の湿度を下げすぎないように40%〜60%を目安に衣類乾燥をする運転です。
部屋が乾燥しすぎるのを防いで衣類乾燥できるのは嬉しいですね♪
9:操作パネルの違い
操作パネルはどちらも見やすくて操作がわかりやすい表示です。
操作パネルは本体上部、シャープCV-P60は吹き出し口の中心に、パナソニックF-YZVXJ60は吹き出し口の横にあります。
シャープ衣類乾燥除湿機CV-P60のメリット・デメリット
シャープCV-P60のメリットとデメリットと思ったことを紹介します。
まずはデメリットから紹介しますね。
CV-P60のデメリット
- 風向を変えられない
- 運転モードが少ない
- 本体が重い
360°の全周吹き出しなので、効率良く洗濯物を乾燥させることができますが、風向を変えれないので洗濯物の下にしか置けないのが残念なポイントです。
重さが約6.7kgなので持てないことはないですが、キャスターが付いていないので掃除の時に移動させるのが大変ですね…。
CV-P60のメリット
- 衣服消臭の電気代が安い
- 操作が簡単
- チャイルドロックがある
- 衣類乾燥が99分でできる
- キューブ型で可愛い
運転モードが少ない分、操作が簡単で使いやすいのがいいですね!
コンパクトサイズなので、ペットや子供が触って誤操作するのを防止するチャイルドロックが付いているのは助かります。
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パナソニック衣類乾燥除湿機F-YZVXJ60のメリット・デメリット
次に、パナソニックF-YZVXJ60のメリットとデメリットと思ったことを紹介します。
まずはデメリットから紹介しますね。
F-YZVXJ60のデメリット
- 切タイマーが2パターンしかない
- チャイルドロックがない
- 操作に慣れるまで大変
軽く除湿をかけたい時の2時間タイマーがないのが残念です。
運転モードが豊富なので、いろいろカスタマイズできて便利なんですが、機械が苦手な人は操作になれるまでが大変です。
F-YZVXJ60のメリット
- 風向を変えられる
- 運転モードが豊富
- 寝具消臭モードがある
- エコナビがついている
- タンク容量が大きい
運転モードが豊富なのは嬉しいですね。
寝具消臭モードは、洗ったり天日干ししてもなかなか消えない、加齢臭や子供のおねしょの臭いに使えて便利です!
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シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の違いまとめ
- 運転モードが違う
- 消臭・除菌機能が違う
- 送風が違う
- サイズが違う
シャープCV-P60とパナソニックF-YZVXJ60の違いを紹介しました。
どっちもスペックが高くコスパの良い衣類乾燥除湿機です。
どっちにするか選ぶ時の参考になれば嬉しいです♪